CIO LoungeMAGAZINE_2024spring
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思いでスタートしましたが、これまで進めてきたノウハウを書籍という形でも残したいと思っており、それが本当に実現できたとご挨拶させていただきました。加藤副理事長から執筆者21名が自分自身の経験談をもとに、こうしておけばもっとスムーズに効果が発揮できたのではというそういう観点で書籍を執筆したとご挨拶させていただきました。そして株式会社東芝 より「企業のIT化、デジタル変革を主導する。多くのCIOの知恵と経験がつまった一冊」、パナソニックコネクト株式会社樋口社長からは「CIO視点から見たIT化/デジタル化の道のりがここにある」と絶賛いただきました。島田社長様◆CIOとして一番悩んだのはメンバーのモチベーションをいかに上げるか。やらされ仕事ではなく、自ら提案して、それを発信できるIT部門にどのように変えていくか。本書をCIO、IT責任者の方へのエールになればという思いで期待しております。◆1人ひとりがどうやって継続的に学ぶのか、学びたいと思うようにするのか、これをプログラムとして何とか定着できないかとチャレンジしています。◆いろいろなITがあって、いろいろな会社があって、いろいろな国が、デジタルというものを一緒に考えるかを具体化できる新しい発想や考え方が全く変わってきます。◆IT責任者に求められる能力は既に大きく変わっている。事業責任者といかに良いコミュニケーションを取って、良い絵が描けるかという能力が今求められている。◆経営とのコミュニケーションギャップをいかに生まないようにするか、日頃からのやり取りをやっておく必要がある。◆一つの道しるべみたいなものをちゃんと最初につけておくと非常にわかりやすい。間違っては駄目ではなくて、間違ったら正しい方向に舵を取っていけるっていうところまで、ここにいるCIOの人たちはちゃんと経験している。◆CIOの皆さん、IT責任者の皆さん、ベンダーの皆さんにもぜひ読んでいただいて、CIOやIT部門の部門長が何を考えているのか、どこに価値を見出しているのか、お互いにわかってもらうことで本当のパートナーになれる。◆やはり日本人は日本の文化の中でやっているから、欧米がこうだから、準じようではなくて、日本流の考え方の中に取り込むことが非常に上手な民族であり、それはITの世界でもやっていけば良いかなと思います。もっともっと企業側がしっかりして日本全体をスムーズに回るようにITを活用していく。日本は遅れているとの評価もあるけれど挽回するチャンスはいくらでもある。我々から皆さんに発信できたらという強い思いを持って、頑張っていきます。その後、執筆者21名が登壇してご挨拶の後、執筆者によるパネルディスカッションを行いました。ここでは執筆者の主な発言を紹介します。ダイジェスト版セミナー全編版出版記念セミナーの様子発刊セミナーをYouTubeにてライブ配信した動画をご覧いただけます。著者が執筆の想いを語ります。※動画の録画・編集・再アップロードなどは、お断りさせていただきますパネルディスカッションの様子発刊セミナー動画12Thoughts on the bridge to pass on to the future.

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