CIO LoungeMAGAZINE_2024spring
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CIOLoungeは設立5周年を迎え、正会員69名、サポート会員はすでに100社を超えるNPO法人へと成長してまいりました。本年1月には待望の書籍も出版し、各分科会活動も活発に行われております。私自身はセキュリティ分科会、SCM分科会、DX人財育成分科会に加え、今年からAI活用分科会にも参画することになりました。ありがたいことにサポート企業様からも色々な新しい知識を学ばせていただく機会も多くありますので、賞味期限が切れないよう取り組んで参ります。CIOLoungeの企業価値は「人がすべて」です。資産は会員そのもの、すなわち「人財」であります。その人財の人間力・技術・知識、そして経験こそが私たちの唯一の経営資源なのです。そのためCIOLoungeの価値を常に確認し合う必要があると考えています。かけがいのない企業に対しITデジタルを活用し、人間力・創造力を高めて、社会に真の価値を提供することで、次の世代、次の時代へと引き継いでいくことが、私たちの使命であり責務だと気を引き締めて、今後とも取り組んでまいります。本誌に掲載しました「CIOLounge5年間の歩み」を作成していて、様々な光景や思いが浮かび上がってきました。私がCIOLoungeに参画した理由は、過去、自分自身がIT責任者として孤独で相談できる相手が少なかったことがあり、現役のIT責任者の皆さんを少しでも支援できればとの想いがあったからです。当初から事務局長として活動してまいりましたが、CIOLoungeの成長に応じてますます増加する事務量に日々汗をかいています。私のたのしみはメンバーの笑顔です。これからもメンバーの皆さんが楽しく活動ができるよう努めてまいります。経済産業省が『DXレポート』を発表した翌週、CIOLoungeは正会員17名でスタートしました。この間、デジタル技術を活用した価値向上への取り組みは進展しましたが、新たな価値創出においては期待に応える成果が得られていません。これは、日本発のユニコーン企業が育っていない状況を反映していると言えるでしょう。このような厳しい状況を踏まえ、CIOLoungeはこの課題に立ち向かい、議論し、実行に移していくため、次世代のリーダーたちが協力し合うエコシステム作りに貢献したいと考えています。副理事長 加藤恭滋本年、CIOLoungeは設立5年、本格活動から3年を迎えました。設立当初はこのような取り組みが世の中に認められるかと心配もしましたが、ご案内の通り活動も活性化し、皆様の期待が本当に大きなものと心が引き締まる思いです。ひとえに正会員の皆様のボランティア精神と当初バックアップくださったHAND社、並びに現在ご支援をいただいているサポート企業様のおかげと心より感謝申し上げます。今後とも益々のご支援ご協力のほどよろしくお願い致します。理事 小林譲 思い起こせば、「日本の製造業をIT・デジタルで元気にしたい」との趣旨で設立し、あっという間の5年でした。当初はユーザ企業からの支援の依頼も少なく、当初の思いが果たせていないのではないかと感じておりましたが、昨年末に初の書籍を出版できたことで、私たちの考えを広く世の中にお知らせすることができ、当初の思いが少しでも果たせたのではないかと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。理事 提箸眞賜ITを活用して日本の製造業を元気にしたいとの熱い思いに賛同し、活動に参画しました。発足当初は暗中模索の状況でしたが、徐々に正会員とサポート会員の歯車が回り出し、この5年でようやく会の骨格が出来上がってきました。次の5年はこの骨格にノウハウという筋肉をつけて、より幅広い活動を展開してまいりたいと考えております。今後は東京における活動も充実していきます。正会員およびサポート会員の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。理事 田井昭私は、2019年6月に参画しました。当時は、10名程度の規模でしたが、5年を経てNPOとして活動していると言える団体に成長したと思います。私自身は、会社の退社、個人コンサル開始、ウクライナの開発会社日本法人と目まぐるしく、変化が大きかった5年でもありました。その中で、意見の対立?はあるものの、目標は一緒である団体活動は素晴らしいものであると感じています。今後とも皆様と一緒により良い未来を創っていきたいと思います。宜しくお願い致します。理事 坂上修一理事 松井哲二理事 橘高政秀理事 新本幸司10設立5周年に寄せる思いThoughts on the bridge to pass on to the future.

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