ー企業に伝わっているでしょうか?ザー企業が正しく理解し、活用しているでしょうか?通り一遍の機能説明で終始することなく採用事例に頼った説明に依存することでもない。もちろん料金の優位性だけを訴求するのもダメ。ベンダー企業にはユーザー企業の問題意識に沿った提案をしていただけるよう、強く期待しています。第3回 ローマ帝国の領土統治の施策のうち2点を取り上げます。1点目はインフラ整備の重要性です。「すべての道はローマに通ず」という言葉は、皆さんも聞いたことがあるでしょう。2点目は、すぐれた標準を行き渡らせることです。ローマ帝国は、各地にローマと同じ構造・機能を持った要塞都市を建設し、それが国力の維持に貢献しました。デジタルの対応はとても大切ですが、それ以上にインフラや標準を担うITの役割と全体のデザインを今一度、考え直すべきかもしれません。特徴や機能をユー編集責任者:四本英夫架け橋 byコラムCIO Lounge当法人では、IT・PCのジャンルをベースに多様な分野を取り扱う(株)インプレスのWEBメディア「ITLeaders」に定期コラム「架け橋byCIO Lounge」を掲載しています。「ITLeaders」は企業のITリーダーに向けて、IT活用と業務改革にまつわる有用な方法を日々発信しています。第1回 日本を代表する百選錬磨のCIOITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る―「CIO Lounge」はそんな腕利きのメンバーが集まるコミュニティです。本連載では、「企業の経営者とCIO情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けします。第2回 ベンダー企業が提供する技術やツール、ソリューションにはすぐれたものが多々ありますが、それは正しくユーザITLeaders column難問が山積する「経営とIT」の交差点、CIO Loungeは経営者とCIOの架け橋を目指すベンダーとユーザーの架け橋になるその問題意識と意図理事長 矢島孝應 (2022年6月9日)理事 加藤恭滋 (2022年6月17日)ローマ帝国に学ぶITの役割理事 橘高政秀 (2022年7月1日)編集後記 ▼CIOLoungeは3年前にスタート(2019年1月)しましたが、皆様のご協力のお蔭でサポート会員様は89社(2022年9月末時点)、また私たちの仲間である正会員やアドバイザーも計51名と私たち自身、予想もしていなかった規模となり、当法人が目指す「IT・DXの架け橋」の手応えを日々感じています。▼今回、CIOLoungeの活動を広く知っていただくためマガジンを発刊することといたしましたが、担当させていただいた私たち3人はいずれも雑誌作りの素人で、試行錯誤を繰り返し、何とか創刊に漕ぎ着けることができました。これも偏に原稿をお願いした会員の皆さんはもとより、企画・出版企業の皆様からの細部に亘るご指導のおかげです。この場をお借りして、心からお礼申し上げます。▼本マガジンは私たちの活動の概要をご理解いただくことを目的に編集発刊いたしましたが、本マガジンのみならずHPやSNS、各種イベント等を通じて、今後とも活動内容をリアルタイムでお伝えしていきたいと考えています。是非お楽しみに。 // 「IT Leaders」のコラムに投稿CIOLounge正会員のITに対する思いを語りますコラム「架け橋by CIO Lounge」記事概略左から橘高、四本、齊藤掲載の経緯(インプレス社より) 「ありそうでなかった組織(コミュニティ)であるCIOLoungeの存在を、どうやって知らしめればいいか?」−−この相談を受けて提案したのが、CIO Loungeの会員による記事・コラムの執筆と、IT Leadersへの掲載です。IT責任者や担当者の立場から考えると、何らかの困り事、ちょっとした悩みが発生した際、何をするかというと今はGoogle検索がその1つです。「中小企業、IT調達」「RPA、野良」「IT人材育成、製造業」など、様々なキーワードで検索します。最初の間はともかく、CIOLounge発の記事やコラムを積み上げていけば検索でヒットする可能性が高まります。それだけ見つけてもらいやすくなるのです。一方、編集プロダクションなど外部の第3者が介在する、きれいにまとまった読みやすい記事やコラムよりも、多少、読みにくくても、自分が相談するかも知れない書き手(CIOLoungeの会員)が直接書く方が、読み手に想いが伝わりやすいでしょう。こうした経緯を経て、「架け橋byCIO Lounge」というコラムを掲載していただくことになりました。デジタルビジネスを加速する専門情報サイトIT Leaders (impress.co.jp)16Thoughts on the bridge to pass on to the future.
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